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知られていない、日本の子どもの貧困の実情 *鈴木美穂

●社会の「日本の子どもの貧困」に対する関心について

今までの3人が「子どもの貧困」についての現状を伝えてくれたので、私は社会の「子どもの貧困」に対する問題意識について伝えたいと思います!
 
Save the childrenが実施した「子どもの貧困に関する全国意識アンケート調査」によると、84%の人が「日本で子どもの貧困が起きている」と答えており、またそれに対する問題意識も91%と高かったです。これらの割合は年齢や性別で大きな差が生まれることなく、若い人からご老人に至るまで、男性も女性も、多くの人が今の日本の子どもの貧困の現状を問題であるとしています。

このことはSave the childrenによる「日本における子どもの貧困に関するアンケート」からも伺えます。
しかしこの調査によると、問題意識があっても「子どもの貧困」に関する詳しい内容を知っている人は少なく、あまりピンとこないという人が多いことがわかります。

報道において、海外の絶対的貧困である国に比べると、日本における子どもの貧困について取り上げられることは、やはり少ないと思います。そのため、「日本の子どもの貧困率が高い」といわれても、その実態がよくわかりません。そういった情報が少ないことが理由なのではないでしょうか。
 
子どもの貧困が最も影響を与えていると思う分野として多かったのが「教育」(38%)、「心理」(32%)です。生きていく上で基本となる「衣食住」(16%)や「医療」(6%)と答える人はそれらに比べると少なく、それはまさに絶対的貧困ではなく、相対的貧困率が高い日本の状況を示していると思います。

相対的貧困は生命に関わる危険はなくても、格差を生み、社会的に孤立してしまうなど子どもに大きな影響を及ぼし、また、希望や夢を持つことができないなど心理的影響も大きいようです。

子ども100人が貧困について話し合った内容からも、貧困はいじめの原因になったり、TVの話題や流行についていけず、また一緒に遊びに行けなかったりと子ども同士の関係にも影響を及ぼすことになり、日常生活で孤立を感じるという意見がたくさん出ていました。

私はこのボランティアに参加するまでこの状況を全然知りませんでした。

日本にとって「子どもの貧困」は無関係なものだと思っていました。だから、これらの事実を知って本当に驚きました。

また今年3月11日に起きた東日本大震災は、この問題の新たな大きな要因になっていると思います。

私たちがもっと関心を持ち、受身ではなく自分から情報を入手し、そしてたくさんの人にこの現状を知ってもらうために、私たちなりに発信していければいいなと思いました。

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